グラナダ大学交換留学ブログ(2019〜2020)

スペイン(グラナダ)交換留学に関するニッチだけど役に立ちそうな情報をまとめます!

大学の授業について(改訂版)

自分が留学前に一番想像がつかなかったし不安だったスペインの大学の学部授業についてまとめておこうと思います!

この記事では、大学の学部授業の

「構成」

「留学生の割合」

「スペイン人学生の様子」

「授業内容」

の4点についてまとめました!

⭐️授業構成

ひとつの科目につき「理論」と「実践」の2種類の授業があるため、週に2回同じ科目の授業があります!

「理論」と「実践」で教授が変わる教科もあるんですが、どちらかといえばそういうのは例外で1人の教授に教わる感じです!

また、シラバス上では、1つの教科の理論・実践の各回につき、2時間が割り当てられているんですが、実際の所、日本と同じ1時間半くらいで終わる授業がほとんどです。でも、スペイン人の友達が履修してる別の教科の授業はしっかり2時間あるそうです(笑)

あと、同じ教科でも午前の部と午後の部に分かれていて、時間帯が違う人と会うことは滅多にないです!

※僕が履修してる午前の部の授業だと、受講者は40人ほどで教室も人数に合ったサイズ、つまり、高校の1クラスをイメージしてもらえれば良いと思います。

最後に、ここまで「理論」「実践」って言っときながらですが、この区別も教授によってまちまちなんで、結局の所、全ては教授次第っていうかなり良い加減な結論になってしまいます(笑)

⭐️クラスにいる留学生

日本人は自分だけで、中国・韓国といったアジアからの留学生もいない授業がほとんどです。ただ、フランス・ドイツ出身の子は数人います。

グラナダに来て、初めて知ったんですが、スペインでは、国内大学間での交換留学が盛んらしくて、サラゴサ・マラガ・バスク地方といったグラナダ以外の街出身の学生が結構多いです。

彼・彼女たちもある意味、留学生なんで、僕はその手のタイプのスペイン人学生に仲良くしてもらってます。

最後に男女比についてです。僕は観光学科の授業を履修しているんですが、圧倒的に女の子が多くて(男女比2:8くらい)教授もほとんどの方が女性です。男子も一定数いるのですが、女の子の方が元気な印象を受けました(笑)

⭐️スペイン人学生の様子

授業中の教授の質問に答える子は日本よりは多いものの、答えない子の方が多いです。ここは、自分の海外の大学生のイメージと違って結構びっくりしました。

あと、授業に行かない子も少なくないです。こういった点は、国は違っても、同じ部分ってあるんだなと思いました(笑)

もう一つ、スペイン人学生に関して印象的だったのが、「授業を真面目に受けてる子=教授の質問に答える子」っていう訳でもない所です。

ついさっきまで携帯をいじってた子がいきなり教授の質問に自分から答えているのを見た時はびっくりしました!

それに、海外留学した・する予定の子も一定数います!

僕の友達でもドイツに留学してた、ベルギーに留学予定みたいな子がいます!

留学予定の子は、留学先の言語を一生懸命勉強してるみたいです。

それに、日本と決定的に違うのは授業中に寝てる子はいないところです!

たとえ前日クラブに行って朝帰りだとしても、授業中、寝ていないのは尊敬します。なんで、なんだかんだ根は真面目な子が多いのかなと個人的には思います!!

⭐️授業内容

当たり前ですけど、授業は全部スペイン語で、英語で説明されることはないです!

「理論」の授業は日本と同じく、教授が教科書に沿ってパワーポイントを使いながら説明していく感じです。ただ、レジュメは存在しないので教授の話を聞き取れないと割と厳しいです!

教科書・スライドの音読みたいなことをする教授はおらず、声に抑揚をつけてくれるし、生徒に質問もしてくれるので授業自体は、そこまで意味が分からなくても何となく楽しめます(笑)

僕が履修してる授業の課題はグループワークがメインで、気の利いた子がメンバーのgmailのアドレスを集めてgoogle drive で編集グループを作ってくれて、そこに各々の部分をつなぎ合わせる感じで課題を進めていきます。

わかりづらい点もあったと思いますが、大学の学部授業の「構成」「留学生の割合」「スペイン人学生の様子」「授業内容」の4点についてでした!